SDGsは17の目標(ゴール)と169のターゲット
SDGsは大きな目標(ゴール)として17個あります。
17の目標の一つ一つの中に169のターゲットがあります。
ターゲットは目標の具体性の行動や考え方などが挙げられています。
それでは具体的にどんな目標やターゲットがあるか解説していきます。
1.SDGsは大きく分けて3つ
SDGsは大きく分けて3つに分かれています。
目標2飢餓をゼロに
目標3すべての人に健康と福祉を
目標4質の高い教育をみんなに
目標5ジェンダー平等を実現しよう
目標6安全な水とトイレを世界中に
目標7エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標1~7は途上国での問題解決を主に上げている内容となっています。
目標9産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10人や国の不平等をなくそう
目標11住み続けられるまちづくり
目標12つくる責任つかう責任
目標8~11は先進国での問題解決を主に上げている内容となっています。
目標14海の豊かさを守ろう
目標15陸の豊かさも守ろう
目標16平和と公正をすべての人に
目標17パートナーシップで目標を達成しよう
目標13~17は途上国も先進国も世界全体で問題解決をしていく内容となっています。
あくまでも大きく分けて3つに分かれているなという事で、すべての目標、ターゲットは世界全体で2030年までの成果目標なのはかわりません。
すべての目標がそれぞれに密接に関係してくる成果目標なので1つ出来たから次へというよりはある達成目標に
たどり着く事で他の達成目標も並行して達成に向けて進んでいるという感じです。
2.具体的にはどうやって行動していくの?
例えばですが国連WEPゼロハンガーチャレンジ(詳しくはこちらの記事)があります。
本来は食べらる部分も捨ててしまう、賞味期限が切れそうだから捨てる、買い溜めしていた事を忘れてしまい食品を捨ててしまうなど
こういったもったいない事をまず辞める事です。
あなたも普段の生活の中で賞味期限が切れた調味料やお菓子など捨てた事はありませんか?
これを個人レベルで、すべての人が行うとどうなってしまうでしょう?
日本の人口は約1億4千万人です。
もし1日に日本の人口全員が平均で100gのまだ食べられるの食品を捨てたら1400㌧の食品ロスになってしまいます。
一人ひとりが食品ロスを意識することにより少しづつですが減らす事は可能です。
食品を販売しているお店側もそうです。
沢山の食品の仕入れを行ってもし売れ残りそうになったらお惣菜や賄い料理にしているお店少なくありません。
食材を作る側も沢山作って卸先に平均に卸が出来れば利益はあがります。
気候の問題でその年の収穫が減ったとして食品ロスがなければ大きく食品の高騰を少し抑える事もに繋がります。
すべての人が食品ロスをなくすために必要以上に食品を買わなくなれば食品が著しく無くなる事も減るという事です。
すべての人に必要な分の食品が手に入れば、目標2飢餓をゼロにを達成することができます。
同時にゴミや食品を包んでているプラスチックゴミを減るので目標14海の豊かさを守ろうが達成できます。
大量の仕入れがなくなり仕入れたものがすべて売れれば利益があがるので目標8働きがいも経済成長もを達成できます。
これらの一連の流れを分析し仕入れたモノを余すことなく利益に変えられるよう仕組みをつくれば目標9産業と技術革新の基盤をつくろうを達成できます。
商品を提供する側、商品を購入する側で双方に理解が深まって正しく買ったり、使ったりすることで目標12つくる責任つかう責任を達成できます。
一つ一つの目標を理解して考えて行動することで最終的にすべての目標を達成できるようになっているのです。
3.SDGsについて何からはじめてみればいいのか
近年学校や会社でSDGsについて理解を深める授業や研修を設けているところも増えているでしょう。
記憶に新しいのは先日東京都内の山手線の車両がSDGs一色にラッピングになったということでニュースでも話題になりましたね。
山手線ラッピング情報
編成 E235系トウ33
期間 10/18~2020年1/31
内容 SDGs
備考 行き先表示器広告あり(初)
車内統一広告等あり
写真多量の為一部割愛
当アカウント,公式lineにて運用情報投稿中↓https://t.co/J3vQFvSjkZ#山手線#SDGs pic.twitter.com/vXUzrV28V6— 山手線ラッピング情報 (@yaterapiwaza) October 18, 2019
【☆SDGs×山手線④☆】
SDGsラッピング列車に乗りたい時には、「JR東日本アプリ」が便利🙆
アプリで山手線の列車走行位置を見ると、SDGsトレインがどこを走っているのか表示されます🤩
見つけた時には #sdgsトレイン をつけて是非ツイートしてください!https://t.co/cyLnp0z6YA pic.twitter.com/lFO0mqzPyd— 外務省✕SDGs (@SDGs_MOFA_JAPAN) October 19, 2019
まずは知る事から始めましょう。
次に行動です。
大きくグループを組んだり学校や会社全体で行動を起こすというような大きな行動を起こすのではなく自分一人で出来る、個人で出来る事からでいいのです。
食品ロスをなくすという事で冷蔵庫の中身を整理してみて、賞味期限切れそうな食材から使ってみたり
ゴミの分別を改めて注意深く行ったり、ゴミの出す日をチェックしてみたり
(地域によってゴミの分別方法が変わっていた!なんて気づく人もいるようです)
マンションでお住いの方ですとゴミは分別すればいつでも出せるところもありますが
一戸建てにお住いの方です曜日によって出す日が決まっている地域も多いはず。
決められた曜日にちゃんと出すようにしましょう。
歯磨きをする時、お風呂に入る時シャワーを出しっぱなしにしていませんか?
使わない部屋の電気を消し忘れたり、天気のいい日に部屋の電気をつけていませんか?
安全でキレイな水も電気のエネルギーも当たり前に使っているからこそ有限である事を忘れてしまいがちです。
自分の家以外でも、会社の設備だから、学校の教室だから、公共の乗り物だから、自分のモノじゃないからつけっぱなし、出しっぱなし、使い放題。
それは地球の限り有るエネルギーを無駄使いする事と同じです。
いつ気候変動が急激に変化して今まで使えていた便利な設備が使えなくなるわかりません。
それはこの記事を読んだ数時間後なのか?明日なのか?来年なのか?
今私たちが普段当たり前のように使っている、水もエネルギーも設備もすべて有限です。
必要な時に必要な場所で必要な分だけ使うよう心掛けていきましょう。
今日だけ。ではなく明日からでもいいので少しずつSDGsについて考えて行動を変えてみてください。
3.1本当にこれだけでいいの?
もちろんです。
SDGsは世界各国で国レベルで行われている活動、成果目標ではあるものの2015年に国連で採択されたものの「SDGs」という言葉を
知らない人はまだまだいます。
SDGs認知度は残念ながらまだ低いです。
ただ知らないといっても普段の生活中にゴミの分別やもったいないことをしないや節電するなど生活に溶け込んでいる行動も多いのも事実です。
そういった事も立派なSDGs活動の一つです。
買い物に行くときもエコバック、マイバックを持参していき少しでも多くプラスチックゴミを減らす事もとても大事です。
あなたの身近に出来る事からはじめていき
未来の地球
未来の人々
現在(いま)の自分たちにとっても住みやすい環境をつくっていきましょう。
さいごに
SDGsとはこれから先の未来の地球の為とても大切な取り組みです。
僕もSDGsについて色々と学んで実践してみたのですが、モノ作りのすごさや料理が出来るまで
実際に食品ロスの料理をしてみて今まで見えていなかった事や知らなかった事が沢山ありました。
それと。
とてもお財布に優しいです^^
電気代や水道代、食費など(外食が減りました)今まで意識していなかった時と比べて3割くらい支出が減りました。
どうぞ皆様も実践し体感してみてください。