男女差別についてあなたは考えた事がありますか?世界はジェンダー平等へ 目標5.ジェンダー平等を実現しよう

SDGs
ユーヤケ
ユーヤケです。今回はSDGs目標5.ジェンダー平等を実現しよう。について書いていきます。
アサヒ
ジェンダー?それってLGBTの事?
ユーヤケ
ジェンダーっていうのは社会的視点の男女の区別って事なんだよ。心が男性で体が女性というLGBTの人の事もすべて含めて差別なく平等な世の中にしていこう。という大きな目標なんだ!
アサヒ
なるほど!とっても良い世の中ね!私はそういう偏見は無いけどちょっと不潔な人は苦手だわ。
ユーヤケ
あぁ…まぁそれは、ジェンダーは関係してないね。倫理的な問題だね^^;

【SDGs目標5.ジェンダー平等を実現しよう】
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

ジェンダー平等とは、男女平等で女らしくや男らしくなど差別しない事を指します。

現代社会においてひと昔前と比べると女性の社会進出が多くなりましたが、今までは難しかった

女性議員や女性社長のように幅広く活躍し性別関係なく社会貢献を行なっています。

しかし、これが本当の意味でのジェンダー平等なのでしょうか?

身近な人へほんの些細な言動や行動がジェンダー違反しているかもしれません。

この記事を通してこれからのジェンダー平等について一緒に考えてみて下さい。

1.世界各国の女性差別と女性のエンパワーメント

現在世界の人口は77億人で男女比では半々です。(2019年農林水産省調べ)

世界には、特に途上国において女性だからというだけで教育を受けられなかったり就職出来なかったりする事が沢山あります。

女性で生まれたから故に勉強をせず家事や家業だけやっていればよいと教えられ、また早くに結婚させれたり

男性に比べると力も立場も弱い立場に置かれる事も多く暴力を受けるケースもあります。

1.1女性差別

女性差別は特に途上国において深刻な問題を抱えており性別が「女性」というだけで生活が制限されているのです。

男性よりも弱い立場にある女性は十分な教育を受けさせてもらえず家事労働や大人になる前に結婚、出産させらりするのが当たり前の国もあります。

また人身売買の対象になりその先での性的暴力や日常的に暴力を振るわれることもあります。女性にとって最も大きな脅威は差別による暴力なのです。

先進国においても家事の分担、財産分与、雇用や給与において女性差別が昔から行われています。

世界の多くの国での女性は特に育児や介護など家事労働を担う存在だと思われており、仮に会社で働いても男性より女性の方が給与が少なかったり仕事が少なかったりする事も多いのです。

1.2女性のエンパワーメント


持続可能な開発において「女性のエンパワーメント」が最も重要な考えになります。

世界の人口の半分は女性です。特に途上国においては今まで学ぶ意欲がある女児に対し家事労働をさせられていましたが

男児と対等に教育の機会を与えていく事が女性のエンパワーメント図る大きなカギになります。

先進国においても女性が働きやすい職場の確保や男性による家事や育児の分担を積極的に行う環境づくり。

女性の社会進出により政治的、社会的に女性の権限が強くなる事により、今までなかったアイデアや働き方を取り入れる事で持続可能な経済の発展に繋がっていく事になります。

エンパワーメント
「権限を与えること」「自信を与えること」「力を付けてやること」などの意味

2.身近な男女差別

普段の生活の中で男女差別になってしまう繋がってしまう事もあります。身近な男女差別について考えていきましょう。

1番身近な男女差別は子供へ与えるおもちゃです。

親が子に、女の子ならお人形やぬいぐるみを与え男の子なら電車や車のおもちゃを与える。

この行為は極自然に行われている家族の光景です。

子供が自分の感性のままに自ら人形や電車のおもちゃを選んでいるのであればそれは問題ないあのですが

成長に連れ異性が遊んでいるおもちゃに興味が出てきて電車や車のおもちゃで遊んでみたいと、なった時に親が子に

「女の子なんだから人形のおもちゃでいいでしょ」と言って興味があるものから遠ざけてしまう事が男女差別に当たるのです。

そのまま思春期や大人になったとき女の子は女の子らしく、男の子は男の子らしくと

男女の区別が潜在的に強く残ってしまい男女差別が自然と行ってしまう言動を起こしやすくなってしまいます。

2.1女性だから

僕が今ままで学校や会社で差別としてよく聞く言葉で「女性だから、女の子だから」です。

女性なら就職せず家事だけやっていれば良い、女性ならいつか結婚して会社を辞めるから責任ある仕事は任せられない

女の子だから体育の授業は補欠ばかりなど女性だからという事で制限される事が多いです。

女性で生まれたら必ず子供を産まなきゃいけないのか?

女性だから役職をつけてもらえないのか?

女の子だって体育の授業で男の子同じように活躍できないのか?

女性だってやりがいのある仕事を見つけバリバリ働きたいと思っている方もいますし

女の子だって男の子と同じように活躍したい子だっています。

こういった制限が日本には特に多い女性差別です。

2.2男性だから

男性も自分自身に「俺は男だからしっかりしきゃ!」と強く思いがちです。

一家の大黒柱だから奥さんや子供に豊かな生活させたい、だからバリバリ働いて稼がなきゃ!

男で生まれたから仕事だけして家事は一切やらないなど自分自身を差別し行動を制限している方が多いのです。

男性だから家事や育児をしなくていいのでしょうか?

心も身体も強い男性もいれば、ちょっと頼りない男性もいます。

男性で生まれたが故に「男っぽくないな」「頼りない人だ」と人格を否定されることもあります。

男性も家事や育児を率先して行いたいという方もいますが「男は口出すな」厄介払いされてしまう事もしばしば。

男性差別についても考える必要があります。

2.3性別の制限をかけない

日本もそうですが世界各国で上記にあげたような差別が認識されるひと昔前の暗黙のルールの様な男尊女卑が今でも根付いているので無意識のうちに行動の制限をかけてしまいがちです。

こうじゃなきゃダメだ!こうあるべきだと行動の制限を潜在的にかけるところから大きな問題の男女差別に発展してしまうと考えられます。

こういった事を根本から正す事は非常に難しいですし大きな課題ですが意識する事により徐々に向き合う事ができます。

女性も男性も行動の制限をかけず、お互いを尊重しあい平等に物事を進める事で性別を気にしせず

男性から女性へ、女性から男性へ歩むより気持ちが男女平等の解決の糸口になっていくのです。

こういった事も昨今の言葉を、使うと働き方改革の1つになっているのです。

あなたの学校や職場、家庭環境ではどうですか?

少しずつ意識してみてください。

3. LGBT


LGBTとは、性的少数者の総称を言います。

L :「レズビアン(女性同性愛者)」
G :「ゲイ(男性同性愛者)」
B :「バイセクシュアル(両性愛者)」
T :「トランスジェンダー(性別越境、性別違和)」

の4つの頭文字をとってLGBT名付けられました。

T:トランスジェンダー
トランスジェンダー概念は幅広く、心の性別と体の性別が一致しない方
FTM(Female To Male=女性から男性)
MTF(Male To Female=男性から女性)
と呼ばれ心の性別がなく、無性・中性として生きている方はFTX(Female To X)やMTX(Male To X)と、細かく分類されます。
これらの呼称は、自らのことをポジティブに語る用語として北米・ヨーロッパで生まれ、現在では世界中で使われています。

日本のみならず世界各国でLGBTの理解は現代社会において広く浸透してきています。

同性同士のブライダル活動やエンゲージリング作成にあたって多くの店舗がジェンダー平等を掲げブライダルサロンなどを通してプランニングされる事が増えています。

男性や女性だけでなくLGBTに悩む方にも働きやすく、生活しやすい世界にする事もジェンダー平等の目標の一つです。

まとめ

世界各国で女性は男性に比べ社会的に弱い立場になる事が殆で、男性から女性へジェンダー平等を促す取り組みが必要不可欠です。

持続可能な開発目標を達成させるためには男性だけでも女性だけでも達成はできません。

またジェンダー平等は貧困や教育などのすべての開発目標に密接に関係してくる目標の一つです。

さいごに

目標5.ジェンダー平等についていかがでしたか?

ドラマや映画、ニュースなどで差別的な言葉や人権侵害の様な言葉が耳に入ったときに意識することが僕は多いです。

ジェンダー平等に無頓着な人ほど、社会問題になっているモラハラやパワハラなどを引き起こす事にもつながり、強い立場から弱い立場の人を虐げる行為に繋がってしまいます。

あなたもそうならないように意識して行動に移せることを願います。