それでは本題に入っていきます。
1.貧困について学ぶ
貧困のイメージとして多くの人が生活をしていく上でお金がない人の事を指すと思います。
これは半分正解で半分間違いです。
貧困とは
十分な食事が出来ない
栄養不良
教育や勉強、医療等のサービスが受けられない
社会的差別を受ける
その他様々な福祉的サービスを受けられない事を指します。
貧困とはお金が無い事や食事が十分に取れない以外に、教育や医療を受けたくても受けられない事等様々な事を自由に出来ないことを指すんです。
1.1 国際貧困ライン
貧困の世界基準として世界銀行で定めた国際貧困ラインというのがあります。
1日当たり1.9ドル未満で生活をしている人々
※SDGs採択前は一日当たり1.25ドル未満2015年10月に1.9ドルに改定
国際貧困ラインで生活をしている人は世界で7億人以上います。
(2019年現在世界人口77億人 国際連合広報センター 参考)
2019年現在約11人に1人が貧困という問題を抱えており上記の様にお金、食事、教育、医療等が受けられず社会的差別を強いられているのが現状です。
そして、国際貧困ラインよりも少し高い基準で生活している人もまた国際貧困ラインに戻ってしまう人もいます。
この貧困の一番怖い所は次の世代に貧困が連鎖してしまう事なのです。そうすると社会的差別が続きますます生活は厳しくなってしまいます。
貧困の連鎖を止めるためには先進国が途上国へ支援が不可欠です。また先進国国内でも、社会的、経済的に弱い立場の人への支援も必要です。
2.貧困は大きく分けて2つ
それでは貧困についてもう少し考えてみましょう。
貧困は大きく分けて2つです。
2.1 絶対的貧困
絶対的貧困とは、人間として最低限の生存を維持する事が困難な状態を指し、食べ物や飲み物、衣服や住む家が無い等です。
先進国に住む殆どの人が貧困と聞いて一番最初にイメージする貧困です。
絶対的貧困の多くは途上国に暮らす人たちが殆どです。絶対的貧困を無くす為に圧倒的に先進国からの支援が必要不可欠です。
2.2 相対的貧困
相対的貧困とは、その国に暮らす人の所得や生活水準が平均の半分に満たない状態の事を指します。
相対的貧困の殆どは先進国に住む人の経済的格差が大きい国に起こっています。
例えるなら高校に進学したいが経済的な理由で進学が出来なった等。こういった相対的貧困を無くす為にはその国の経済的、社会的に弱い立場の人が支援制度を理解し、利用しやすい環境を整備する事が必要不可欠です。
3.貧困は突然誰にでも訪れる
貧困は突然誰にでも訪れると聞くととても怖いですね。
ですがそれは現実に起こってしまうのです。
それは自然災害です。
大きな災害が起きてしまうと突然住む家を失ったり、職を失ったりしてしまいます。
そうなると今までと同じ生活は出来ず今までの生活に戻るのに何年もかかってしまいます。
貧困とは世界に住む人が誰しも突然なってしまう可能性があるのです。
他人事や自分には関係ないと思っていも自然災害や予期せぬトラブルには対処するのは非常に難しい事なんです。
そのためには義援金、自衛隊の出動、ボランティア活動等でその国の人、その国以外の人も力を合わせる事でこういった貧困も無くす事ができるのです。
4.個人で出来るSDGs貧困をなくそう
SDGs17の目標 目標1.貧困をなくそうについて個人で出来る事についてです。
SDGsは世界各国で行われていて日本でも数多くの企業がSDGsに取り組み企業理念や行動指針に取り組まれています。
団体で取り組む事もとても重要ですが、個人レベルでSDGsについての考えを理解し行動に移していかないと全く意味がありません。
ユーヤケが考え行動した個人で出来るSDGs貧困をなくそう
:ユニセフ協会への募金活動
:被災地への義援金活動
:衣服、小物、おもちゃを寄付 寄付先セカンドライフ
お金やモノ以外には
SDGsの色んな人に認知してもらう活動
SNS(ツイッター等)やブログを通じての情報発信
SDGs書籍で学ぶ(近くの書店にSDGsについての書籍が無かったのでネットの購入)
SDGsゲーム×キャリアビジョンへの参加
5.まとめ
貧困は大きく分けて2つ
途上国に多い絶対的貧困
先進国に多い相対的貧困
自然災害等で世界の国と地域で貧困になってしまう。
世界から貧困をなくすためにSDGsの活動して国や企業レベルだけでなく個人としての理解を深めて行動に移す事が必要です。
6.さいごに
今回参考にした資料(書籍)の紹介
漫画や挿絵が多く子供から大人まで非常に読みやすくSDGsについて理解しやすい内容になっています。
ワークシートやSDGsのロゴをコピー機で印刷できるようになっておりディスカッションなどでも使える使用となっております。
MDGsからSDGsについての時系列事にまとめられており学校の教科書のような内容になっております。
SDGsについての入試の過去問や各学校法人で実際に行った授業についても取り上げられています。
学生、先生にお勧めです。