1.はじめに
はじめに一般家庭の食品ロスについての対策をご紹介する前に少し食品ロスについて考えていきましょう!
目標2飢餓をゼロに:食品ロスを減らし過度な食糧供給を減らす
目標3質の高い教育をみんなに:食事は生涯行います。持続的に食について学ぶ事はESDに繋がります。
目標14海の豊かさを守ろう:食材を買うときはプラスチックゴミ(レジ袋や包装材など)もついてきます。必要以上に買わない、エコバックの持参でプラスチックゴミを減らせます。
目標15陸の豊かさも守ろう:余った食糧を土に還す事で肥料になったり、食品工場をこれ以上増やさない事で緑を守れます。
1.1食品ロスとはいったい何?
食品ロスとは一般的にスーパーや飲食店、学校給食や社員食堂など公共の場での食べ残しや大量発注により余ってしまった食材や食べ物を捨てる事をいいます。
また、一般家庭でありがちな賞味期限が切れた食糧、調味料を捨てる事も食品ロスになります。
なるべく食材を捨てないようにスーパー等では食材が傷ついたり、鮮度が落ちてしまったものは見切り品やお値打ち品にしたり
鮮度が落ちる前にお惣菜にしたりと工夫をして食品ロスを少なくする取り組みをしています。
飲食店でも働いている人の賄い食などにしてその日その日の食材を大事に取り扱っています。
1.2食べ残し問題
飲食店や学校給食、社員食堂などで一番食品ロスとして当てはまるのは食べ残しです。
嫌いな食べ物を残したり、多く注文して食べきれず残してしまったりすることはとても贅沢で悪い食べ残しです。
とは言うもののアレルギー体質や食事中に気分が悪くなったりして残してしまう事もあると思います。
また他国文化の礼儀作法として料理を残す事により美味しかったと伝えるという礼儀もあります。
ここで一番やってはいけないとこは好き嫌いや必要以上に注文しないという事です。
食べられる分だけ注文して完食してください。
食べ残し問題をゼロにするのは非常に難しいですが少なくすることは出来ると考えます。
一人ひとりが意識する事で少しでも多く食べ残し、食品ロスを減らしていきましょう。
2.一般家庭で出来る食品ロス対策5選
それではここから本題です!
それではご紹介していきます。
2.1余った野菜はカレーや汁物やソース作りに
お家で料理をする時に食材や調味料を毎回計って料理をする人はどれくらいいるでしょうか?
慣れてくると目分量で料理を作る人も多いはずです。
計ってみたら少し野菜が余ってしまった。
2分の1個?残りはどうしらたいいの?
こんな経験一度はしたことありませんか?
例えば
ニンジン、玉ねぎ、キャベツ、白菜、もやしなど色んな料理に使える食材だからこそ次回使おうと思っても新しく買ってきてしまいがちです。
こういった余った野菜は味噌汁やスープにしたりして使うと良いです。
メインと同じ素材が入っていますから料理に統一性も生まれます。
ニンジンや玉ねぎをみじん切りにしてキーマカレーやミートソースに
ペースト状にしてカレールーと一緒に煮込めば野菜の甘みが溶け込み有名カレー店の○○一番の様な味になったります。
野菜はペーストにすると他にもドレッシングやソースに変わるものもあるので是非捨ててしまわずアレンジしていきましょう!
2.2冷蔵庫にメモ紙を張って見える化
冷蔵庫の中身を把握してる人って普段から台所に立つ人しかわからないですね?
子供や普段仕事をして冷蔵庫にジュースやお酒しか入れない人は冷蔵庫に何が入っているかなんかわかりません。
そこで冷蔵庫に家族みんながいつ(日付)何を入れたかを書いて共有しましょう!
とりだしたら線を書いてそのメモを消しましょう!
例えば
ひき肉、鶏むね肉、玉ねぎ、キャベツとメモが書いてあれば、今日はハンバーグが作れるから買い物はしなくても大丈夫!
など献立も立てやすいし無駄なく食材を使いきる事ができます。
それと…お父さんが1週間前に入れたプリンがなくなった!誰が食べた!?なんて事が起きた時に犯人はすぐ見つかりますよね。
こういったハプニングが起きた時や毎日大変な献立問題も解決でき家族の会話も増えるのできっと楽しいですよ。
2.3食材は新鮮なうちに冷蔵庫or冷凍庫へ
買ってきた食材や作り置きした食べ物は新鮮なうちに冷蔵庫or冷凍庫へしまいましょう。
むやみに冷蔵庫にしまうというわけではありません。ちゃんとルールを決めてしまいましょう。
買ってきた日にち、作った日にちも書いておいてくださいね。
やり方は非常に簡単で透明なセロハンテープに油性マジックで書けばOKです。
どちらも100円ショップで売ってますので手軽にできますよ。
ちゃんと古い順から使っていきましょう。
2.4買い物リストを作ってから買い物へ
冷蔵庫の中身が空になってきた。いざ買い物へ行くときに必ず買い物するモノ決めてからいきましょう!
献立や買うものを決めてリスト化して買い物に行くと迷わず買えるので時間も早く済みますし余計なお金も使わなくて済みます。
ふわっとした気持ちでスーパーに行くとつい広告の品や特売品が目に入ってしまい余計なモノを買ってしまいがちです。
結果、冷蔵庫の肥やしになり使わず食品ロスに繋がってしまう可能性があがります。
例えば
あなたが普段スーパーに買い物は行かない人でも外食に行くときはどうですか?
パスタが食べたかったらあの店のあのパスタ専門店に行こうと思いますよね?(ランチメニューやお得なセットメニューも多い)
ふわっとしてるとファミレスとかに行ってしまい結局食べたかったモノ以外も注文してしまったり心変わりしてしまい
別のモノを注文したりすることありませんか?もったいないのでやめましょう。
2.5ひと月の買い出しの回数を決めておく
ここまで来たら1ヶ月のうちに何回買い出しに行くかを決めてみましょう!
冷蔵庫の中身が無くなったら行くとなると突発的に行くので買い物リストを作らなきゃという気持ちになり続けるのが面倒になりがちです。
逆に一週間は、次の買い出し日まではこの冷蔵庫の中身でやりくるするんだ!という気持ちになれば達成感が生まれます。
そこで家庭によって家族の人数も違うのでどれくらいの頻度で買い出しに行ったらいいかな?というのも自分の気持ちに置き換えて考えてみましょう!
例えば
週に1回だったら月に4回~5回〇曜日に行く
週に2回だったら月に8回~9回〇曜日と〇曜日に行くなど
大型スーパーですと平日〇曜日の市など時間帯に寄って安く買える時間帯があります。
お店側も大量に仕入れた食材を売りたいのでさばききれないとお店側も食品ロスに繋がりますので是非お得な時はお得に買いましょう。
3.番外編
食品ロスの対策について上の5選でご紹介させていだたきましたが番外編として調味料や日持ちする食糧についても少し触れておきます。
お米やパンやパスタなどを大型スーパーに大量に買い込んでいる光景を見た事をある人は少なくないでしょう。
家族多かったりスポーツをする家庭からしてみれば当たり前の光景です。
特にお米には賞味期限の表示がされていなく精米日しか記述されていません。
お米の賞味期限は時期にもよりますが
春夏精米で約1ヶ月
秋冬精米で約2か月
保存方法によっては虫がわく可能性がありますので買い溜めにも注意が必要です。
コメトウバンや湿気があるところでの保存は避けてください。
お米は炊いた後残ってしまう事しばしば
そんな時は保温で炊飯器の中に入れとくのではなく、炊飯器から出して冷凍保存する事をお勧めします。
暖かいご飯をラップで包んで、さらにアルミホイルで包むと湯気で水分が抜けずにアルミホイルに熱の遮断効果があり冷凍庫にすぐ入れても温度が上がらないので効率がいいです。
そして食べる時にも水分が抜けていないので炊きたて近い状態で食べる事が出来ます。
パンの賞味期限は4日~5日程です。
こちらも時期や保存方法によってカビが生える場合があるので早めに召し上がってください。
パスタは生パスタ以外は乾物ですので約1年は持ちます。
よっぽどの湿気が多い場所に置かなけば一番日持ちがよい食材ですね。
最後に調味料類です。
砂糖、塩、酢、醤油、みそ、お酒、みりんなどです。
モノによって酸化したり空気に触れて香りが味が若干変化するものもありますが長く保存できます。
とは言っても1ヶ月以内で使いきれるようのペースで買い足す事をおすすめします。
みそは冷凍庫に入れても固まらないのでみそは冷凍庫で保存するのをおすすめします。
4.まとめ
すぐ使わない食材は新鮮なうちに冷凍保存
冷蔵庫の中身はメモ紙を張って見える化する
買い出しの頻度を決めて買い物リストを作ってから買い物に行く
食ロス問題については様々な課題が挙げられます。
一般家庭で防げるの事、個人レベルで出来る事をみんなが意識して行えばちょっとづつですが未来の食糧問題も緩和することが出来ると考えます。
また真剣にあなたのお家で食品ロスについて向き合う事によって
余計な食糧やモノを買わなくなる習慣が身に着けば出費を抑えらるのでSDGs目標の達成と一緒に節約も出来ます。
アレンジ料理も身について料理上手にもなれちゃいますね。
今回は以上です。
以下ゼロハンガーに欠かせない調理道具を2つ紹介です。
僕は今回はこれを使って食品ロスを減らす事に成功しました。是非皆さんも試してみてください。
余った野菜や果物をペーストやジュースにしたりするのにはこのフードプロセッサーがオススメです!
みじん切りなど簡単に出来るぶんぶんチョッパー!しかも紐を引っ張って使うので電池も電源もいらない!
BBQなどでも使えますね。