始めようと思った事を5つのパートに分けて書いてみる
①高校卒業後すぐ就活
18歳で高校卒業後家庭の問題もあり大学に進学できなかった。
(今思えば本気で大学行きたいと思えば学生ローンとかで行けたんですけどね)
兎に角仕事をしてお金を稼がないと生活ができないと思い就活を始めました。
色々な求人サイトを見て当時は携帯電話の販売員がとても給料が良かった。
はい。携帯販売員決まり。給料も良いし、言葉遣いや社会人としてのマナーも学べる。
勉強しながら給料がもらえる最高かよ!
そして派遣会社に登録をしてすぐに研修が始まった。
研修場所はゆりかもめのテレコムセンターでした。
電車やバス等も地元ではほとんど乗ったことがなかったので東京の新橋に行ってゆりかもめに乗って…本当にしんどかったです。
行くまでに沢山のスーツを着た人に会いました。希望に満ちた顔や不安そうな顔。急いでいる人、考えながら歩いている人。僕もこの中の一人になっていくんだなと感じました。
嬉しさ50%不安50%みたいな、なんとも言えない感じです。
研修では兎に角ノートに書き込み大事なことを押さえました。
研修後半戦実際に店舗を見に行きました。もう色んな携帯があってプランがいっぱいあって頭が真っ白になりました。
大丈夫かな?と思いましたがやるしかありません。
無事に研修を終え派遣会社に配属先の打ち合わせに行きました。すると…
派遣先がなかったんです。
研修を受けたものの働く場所がなかったのです。この時私は思いました。いくら沢山の知識や技術をもってしても働かせてもらう場所がなくては稼げないという事を。
そして僕はこの派遣会社を後にタウンワークやなんやら当時求人情報をあさりにあさりまくって(この時インターネットや携帯サイトより求人誌の方がしっくり来た時代でした)3社くらい携帯販売員の求人に応募
しました。そして、どれも未経験(一度も店舗で販売したことがない)はダメという理由で不採用。求人には未経験OKと書いてあるのに。この時学びました。求人情報と実際の面接時の情報は一緒ではない。
そしていたずらに時は流れ気づきは派遣会社に登録をして研修を受けて一か月経っていました。口座に1週間研修した分の日当が振り込まれていました。
そして気分転換に何も考えずにふらふら散歩に出かけました。すると、珍しく携帯が鳴りました。
なんと先日不採用だった携帯販売の会社から欠員が出たので採用しますとの連絡でした。そして僕は次の日から携帯販売員として働くようになりました。
携帯販売員を働いてみてわかった事は別の記事で。
そして、この会社では兎に角やる気を全力で開放しました。入店して3か月で店舗の一番の販売員になり、気付ば店長やエリアマネージャーに気に入られ新店舗の立ち上げの経験をしました。
そして、半年後20歳で店長(正社員)になりそれなりに実績を残していきました。学びや気づき。やる気、努力で道が切り開ける。
そして、ある日信頼しているエリアマネージャーの異動が決まりました。盛大な送別会。明日からは新しいエリアマネージャーと仕事がはじまる。
新しいエリアマネージャーとはウマが合わず何をやっても評価されませんでした。その時ちょうど携帯の購入方法も分割購入やスマートホンが徐々に主流になる転機でもありました。
新しい事を学びながら成長するタイミングです。しかし、元々エリアマネージャーの仲良くしていた他の店長は評価が上がり、僕は悪戦苦闘する毎日。
そして、当時の経済新聞に今では当たり前ですが、simフリー可の時代や携帯電話は自動販売機で売られる時代来る等良く目にするようになり。この携帯販売の所謂併売店はどんどん潰れていくと感じました。
そしたらリストラや配置換えにあったりしてどんどんやる気を失ってしまう。そうならない為に今の会社の良い状態で転職することを決めました。
ただここまでの自分に成長するまでに出会た派遣会社の担当者、研修先で出会った仲間、配属先で一緒に働く従業員の、上司や先輩方。
色んな人の出会いは全て宝そのものでした。
②転職
前の会社の経験を活かす働き口を探すことを始めました。僕が学んだ事。営業力、経営力、育成力、色々あるけれでやはりまた営業をしたいと思い営業系の会社へ。
営業系の会社は給料が良い。色々な求人情報またインターネットで色々探しました。(職業安定所ハローワーク等の知識や失業保険等について全く無知だった)
今まで店舗での営業だったの今度は訪問営業をやってみよう思いました。履歴書ではなく職務経歴書を書き先方へ連絡し面接の日時が取れました。
面接官はその局の偉い方でした。
面接で過去の経歴など色々質問を受け淡々と答える。特に緊張もなく受け答えができた。やはり僕の前社の経験は無駄ではなかった。
無事に終え連絡を待つのみ。
家に帰って暫し今後の将来のことを色々考える。現在は前社の有給消化中です。1か月は楽しく過ごすことを考えていました。
すると携帯がなりました。なんと今日の面接した会社でした。採用します。明日から2週間研修行けますか?という内容でした。
嬉しさ50%遊べないどうしよう50%
はい。お願いします!
こうして楽しい有給消化は研修で消えさり、あっけなく再就職できました。
当時22歳の僕は休む間もなくバリバリと時間をお金に変えていったのです。
訪問営業の厳しい現実に揉まれながら職務を全うしていきます。
自分よりも若い世代が自分で考えて働いている
転職し早9年。気づけば毎年給料が右肩上がり、結婚もしました。その時面接した偉い方も出世をし新しい方に変わりました。
局のトップが変われば社風も変わるこんな簡単な社会的現実をまともに受けいられず変化に対応できずにいました。
会社で働いている自分の心が折れない限り努力をしていますが、こんな事が毎日、毎年続いて行くと思うと本当に辛く感じてくるようになりました。
毎年入ってくる新卒の新入社員や僕と同じ中途採用の人たち。中途採用の人たちは僕もよりも年上の人ばかり大体1年前後でなじめず辞めていきます。そんな中新卒の子達は中途と違い明るい世界です。僕ら中途採用は基本的に営業する以外の仕事はありません。新卒の彼らは最初は人生経験、社会勉強として訪問営業並びに店舗営業を行いますが、最終的に本社勤務やメディア部門エンジニア部門マーケディング部門も様々な部門に配置換え可能です。もちろんそういった事を仕事にしたいという事で入社してきたのだから同然です。僕は本当に浅はかでした。高校卒業して営業しか出来ず、手に職というのがないのです。
僕の社会人デビューの時代は就職難民やリーマンショック等色々社会問題がありました。そんな中雇われでそれなりに給料をもらい何とか人並み以上にやってきたつもりです。しかし、冒頭でも言いましたがトップが変わり社風が変わるだけこんなにも居心地の悪い会社になるんだなと思いました。明日は我が身という言葉が体の中まで刺さってきます。
今更転職も考えられない思考になっています。
新卒の子面談をすると、本当に色々と将来の事、この会社に何をしどういう風に仕事をしていくかというビジョンがそれなりに形になっています。僕はただ営業スキルを上げて少しでも多く契約を取り給料を上げる事ばかり考えていました。そうです。その場しのぎです。将来こうなりたい、こういうリーダーになりたい。課長になりたいという昇進の野心はなかったのです。なぜなら僕の直属の上長は無能な存在でしたから。おそらくインセンティブでその上長の2倍くらい給料をもらっていましたから。数字のマジックですね。自分の力を過信した結果自分の将来が見えていなかったのかもしれません。
そして気づけば自分もよりも若い世代の子達がいきいきと仕事のやり方に拘らず働いています。
やったらやった分成果
営業の醍醐味と言えばやったらやった分だけ報酬が得られるという事で。一番最初の携帯業界は全くありませんでしたが。
僕の今働いている訪問営業の世界は基本給は自分の評価に対し年々微々たるものですが上がっていきます。もちろん契約が取れなくなり一定の数字を割ると基本給も下がります。
但し目標を達成しさらなる上澄みが出来れば一か月の給料が手取りで100万を越えることもあります。僕の場合は携帯販売店長の年収の頃より約3倍になった年もありました。
それが楽しくて今まで営業をやっていたようなものです。本当に楽しかったです。
今から数年前は本当にそれでよかったです。
やったらやった分って営業の世界だけではなく学生の頃の勉強や陰で努力した分成績に現れますよね。
ブログやユーチューブと言ったインターネットビジネスでも同じですよね。
ただ大きな違いは僕のように雇われていると仮に全くやらなかったとしても基本給はもらえます。
個人でブログやユーチューブのようにやらなかったら1円も給料が入ってこないという点です。
そんな世界をしらない人や他人の気持ちを理解しない人たちは簡単にこんな言葉を言われます。
「楽して稼いで」「人を騙して稼いでいる」など平気でいいます。
悔しいですね。
陰で営業トークを考えたり、奥さんや友達にプレゼンの練習をしたり、営業の本を読んで一生懸命やっているのにこういうことを平気で言ってくるんですよ。もちろん楽して稼ごうと思っている人も世の中に
沢山いてそんな、悪い方がニュースや口コミでフォーカスされるので真面目にやっている人が痛い目にあうのそこは広い心で割り切るしかありませんが。でも悔しい。
ブログやユーチューブもそうですよね。確かに中身は自分の好きな事をしている動画や誰の為になるんだろうという思う記事もあります。
ただそこまで個人で発信するにあたって雇われて淡々と仕事をしている人たちに気づかない世界があります。
ブログだって記事の内容を考えたり、サーバーと契約したり、個人してのユーモアをどう表現するかを試行錯誤したり。始める前から本当に色々考え努力している人ばかりです。
ユーチューブだってただ動画取ればいいだけではありません。動画編集し、文字入れをしたり、音楽を流したり、音を入れたり、下手な音楽や画像や音を挿入すれば著作権に触れます。法的な事やマーケティングを
しっかり勉強して民放放送のバラエティ番組に負けないようなコンテンツやワイドショーに負けないような情報をブログで発信しています。
もうその努力は凄いです。通常のTV番組や情報誌に負けないようなコンテンツになっています。
やったらやった分だけ人に認められ、結果として成果≒報酬。給料になります。
会社で雇われて定時まで決まられた仕事を淡々こなす方なら会社のために努力しています。タバコ吸ったりおしゃべりしたり休憩を長くとって多い給料もらっている人よりははるかにましですね。
今終身雇用もなくなり副業がゆるされるようになってきたこの時代。自分の考えや思考を努力して表に出して会社レベルでも個人レベルでも発信していかないと仕事がなくなってしまうかもしれませんね。
淡々と同じことをする仕事はAI技術が発達していったらなくなってしまう可能性もありますから。
SNSのすごさに気づく
9年前に比べ携帯電話もスマホになり、当時はmixiくらいしかなかったSNSも飛躍的に増え今はフェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ラインと様々。
僕は社会人なりたての時代同じ学校の同級生のほとんどが連絡のをする手段、所謂電話帳代わりとしか認識していなかった。
現在は自分をブランドや芸能人や専門家の様に情報発信するツールになっている。悪い事やフェイクニュースを出したりしてTVのニュースになっている人たちもいる。
そして、情報発信こそが新しい働き方だと気づく事も出来た。場所や時間に囚われず自分で考え行動して仕事を受注し納品するというやり方等。
これもやったらやった分だけ成果、報酬にもなる。
そして、ライティング力、マーケティング力が養うこともできる。
こういった考えや気づきを与えてくれたのは正しくSNSです。
僕はSNSをずっと意味も理解しようとせず放置していた。そこまで承認欲求も高いほうでもなく日記程度書いていたリア充アピールも虚しいと感じ次第にやらなくなった。
そういうツールだとSNSは理解していた。もちろんそれだけで利用しているユーザーも沢山いる。
もう一つ様々な職種、境遇、生き方をしている人との意見交換ができるツールであることも知った。
もちろん全ての情報を鵜呑みしてしまうと間違った情報も入ってきてしまう。誤ってしまうと取り返しのつかない事になってしまう非常に危険性もある。
正しい人から正しい情報だけ抜粋するのは非常に難しいが情報交換や意見交換という新しいツールとして利用できると強く感じた。
まとめ
①高校卒後のすぐの就活は非常に大変。勉強できる環境であれば迷わず進学するべきだ。
働きながら勉強できるような職種を見つける。
給与面だけを見て就活をすると以外と勤務場所がなかったりする。
勉強しないで社会に出るとすべてが自分次第になり非常に大変な思いもするがそこで出会う人たちは全て宝になる。
②転職するならまずやめる前に職業安定所や失業保険等、自分の住んでいる自治体に聞いたほうが良い。
本来すぐに就職しなくても失業保険がもらえたり(手続きは面倒ですが)する可能性もあるので一度相談した方がよい。
僕の様に直感を信じうまく行く事もありますが。
③時代が変化していく中で何となく生きているのは本当にダメ。
なりたい自分を想像しそれにはどうしていくか、今何をするかを目標にする事。
④僕がいた訪問営業の世界もブログやユーチューバーもやったらやった分給料になる。
だったら自分が楽しい!将来もこの仕事を続けられる法を選ぶ。
⑤SNS承認欲求を満たすだけのツールでは情報交換、意見交換がビジネス、自分への成長のチャンスへつながるツール。
怖がらずにどんどん使う。
始めて書く記事なので本当に読みづらいと思いますがどんどんステップアップしてより良い記事を書いていきます。
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